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さて、いよいよオペラ鑑賞へ出発です!

ウラジオストク駅から少し歩いたところにあるショッピングモールから、
北にちょっと歩いたところに、
マリンスキー劇場に向かうバスがくるとのことで、
迷いながら、なんとなくそれっぽいバス停に到着。

インターネットで調べると、
あと15分後くらいにバスが来るらしい。
でも、バス停には、お待ちかねみたいな人たちが集まってる。
これは、バス停が違うのかも!
と思ってウロウロしかけたら、
15番のバスがこっちにやってきましたー。
慌てて戻って乗り込みに成功!

さあ、あとは橋を渡り終わったら降りればOK。

バスは順調に進みます。
結構、揺れる。
いい場所にいたのですが、
バス停が近づくと、降りる人がぐいぐい前に来るので、
結構きつきつになりました。
段々混んできて、きゅうきゅうになりながら、
西日をがんがん浴びて、橋を渡りました。
そして、いよいよ下車です!
ふー、生き返ったー!
さようなら、15番バス。
ありがとう、15番バス。
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渋滞気味で間に合うか不安だったけれど、
30分前には無事に到着です。

あとは、コンサートホールに向かうだけ。
でも、案内が出てないので、
場所を確認しようと、メインホールらしきところの、
チケット売り場のおばちゃんにチケットを見せて聞いてみたら。

なんか言ってる。
手を振りながら何かを言われているんだけど、
どうも場所を教えてくれているわけではなさそう。
聞いていると、
ちゃう!ちゃう!って言われている感じ。
モスコーって聞こえたので、
モスクワ?って聞いてみたら、うんと頷かれた。

がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。

違うマリンスキー劇場のチケットを取ってしまったー!!!
正確には、モスクワではなくサンクトペテルブルクなんですけどね。

気を付けていたはずなのに、やっちまったー。

頭真っ白とはこういうことですね。
取りあえず、外に出て、橋の写真を撮ってみた。
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あまりのことに思考が停止してしまい、
どこかに座ってビールかコーヒーでも飲みたい気分でしたが、
あまりお店とかはなさそうだし、おなかは空いてないし。

しばし検討の結果、
歩いては渡れない橋を脱出して、
橋の向こうに戻ってから何か探すことに決定。
また来ます、マリンスキーちゃん。
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何番バスでもいいからバスに乗って、橋を渡ろうということで。
しばらく待って来たのが、1番バス。
現地の人たちに交じり、バスに乗り込んだけれど、
なんか古そうなバスでした。
しかも、橋を渡り終わってからだいぶ走る。
やっと一つ目のバス停に到着したので、
そそくさと降りてみると、そこはやや荒れてる気配で、
観光地の雰囲気ゼロ。
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まずはグーグルマップで現在地を確認して、
コーヒー屋さんを探しながら歩き始める。

やけにぼこぼこの歩道を歩きながら、
排気ガスたっぷりの道路を歩いた先は、
なんと観光スポット!!!
もともと行く予定もなかった観光スポットに到着したので、
下りのゴンドラに乗ってみましたー。

わずか数分のゴンドラだけど、
疲れた心と足にしみじみと優しい。

下に着いてからは、
どこかコーヒーかビールできるところを探しながら、
ひたすら歩く。
行ってみたかったグム百貨店の脇も通ったけれど、
今はもう、ビールかワインで頭がいっぱいなので、
取りあえず、通過です。

そしてそして、
迷った末に、ガイドブックに載っていた、
有名そうなレストランに入ってみました。

じゃーん。
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うーん。
お店には、日本人が多く、あとは中国人って感じで、
接客もメニューもいまいちだったかな。
わくわくしないというか。

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これだけ食べてさささっと出てきてしまいました。
パンみたいなほうがおいしかったかな。
どちらも味が濃い目でした。

残念だったので、帰り道に、
ウラジオストク駅前の売店で、
ピロシキの親戚みたいなのとコーヒーを購入。
食べ物の一番上の丸いのでした。
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売れ残りのようなのだったけれど、
きちんと温めてくれて、ちょっと感激。

ホテルに戻って食べたら、
これがおいしい、おいしい!
ひき肉と玉ねぎを炒めた具がたっぷり。
1個が大きいし、幸せな値段だし。
1日の最後に、満足、満足でした。

ちなみに。
この日に歩いたのは2万5千歩ほど。
よくがんばりましたー。
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ピロシキの親戚みたいなのは、
食べきれなかったので、明日の朝食用にとっておきました。

昨晩はベッドカバーの下に掛け布団があるのに気が付かなかったから、
なんとなく不安な夜を過ごしたけれど、
掛け布団を発見したので、温かく、ゆっくり眠れそうです。

おやすみー!